危険な吸血カメムシ


サシガメは見た目からも不気味な印象を受ける昆虫で、他の昆虫を捕らえて体液を吸う肉食性の習性を持っています。通常は人間を攻撃しませんが、まれに吸血することがあり、その際に重篤な感染症「シャーガス病」を媒介することがあります。

この病気は心臓肥大や神経障害、最悪の場合は死に至る可能性のある危険な疾患です。特に南米を中心とした地域で被害が多く、近年は都市部でも確認されています。刺された傷の周辺に糞をすることで感染が起こるため、傷をむやみに触らないことが予防に繋がります。

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