40人のうっかり笑える間違いを犯したことにさえ気づいていない人々

画家が気づかなかった、まさかの「質感」

この壁は塗りたてのように見える。なめらかでツルツルだが、残念ながら完璧に保存された虫の化石がそこにある。どういうわけか、虫が壁の真ん中に挟まり、まるで先史時代の遺物のように封じ込められてしまったのだ。画家の誰も、特に目の高さにあるこの虫に、どの段階でも気づかなかったとは信じがたい。だが残念ながら、この小さな虫は、きれいな仕上がりの壁にできた小さくも悲劇的な突起として生き続けることになった。

このミスは、面白くもあり、少し恐ろしくもある。塗装前にこの虫が見過ごされただけでなく、最終検査でも見つけられなかったのだ。今やそれは、まるで腫れ物に触るかのように、いや、それ以上に目立っている。急いで作業したのか、それとも極度の集中状態だったのか、この小さな失敗は間違いなくすべての客の目に留まるだろう。願わくは、この家の持ち主が良いユーモアのセンスを持っていること、そして虫嫌いではないことを祈るばかりだ。